追悼ミサ・記念式

追悼ミサを行うとき

カトリックでは、死亡した日から一ヶ月目に追悼ミサを行います。また死亡した日(祥月命日)を記念して“死亡記念のミサ”をあげ、墓参したり、追悼会を行います。
追悼ミサは一年目に行いますがそれ以降は特別なきまりがなく、十年目と二十年目・五十年目あるいは十五年目や二十五年目といったきまりのよい年に、とくに盛大に行うこともあります。なおカトリックでは、毎年十一月二日を万霊節(死者の日)として、ちょうど仏教でお彼岸のように、教会で死者たちの追悼ミサがとり行われますので、親類、知人が追悼ミサに参列し、前日に掃除しておいた墓に花をささげたり、家で祈ったりします。


記念式を行うとき

プロテスタントでは、死亡して一ヶ月後の召天記念日に記念式を行います。その後はとくにきまりがなく、一年目、二年目、七年目などに記念式を行うことが多いようです。
これも日本の一般的習慣にあわせたものといえるでしょう。


追悼ミサ・記念式を行う場所

カトリックの追悼ミサは教会聖堂において行われ、これらの死者記念ミサ聖祭の式次第はだいたい葬儀のときのミサ聖祭と同じです。ミサの終わったあとは、教会の別室か自宅に帰って茶話会を催し、故人を追悼します。プロテスタントの記念式は、教会や墓前で行うこともありますが、ふつうは自宅に小さな祭壇を作って行います。祭壇には、故人の遺影を中央に置いて花で飾り、まず牧師の祈りと説教があり、そのあと一同で祈りをささげ、故人を追悼する茶話会に移ります。教会で記念式を行うときは、単独で行うことは少なく、教会で伝道集会を行うときに、それと兼ねて行うことが多いようです。式後は教会の一室などで故人をしのぶ茶話会を催します。


神父、牧師への謝礼

教会への献金という形で「御花料」とか、カトリックなら「ミサ御礼」、プロテスタントなら「記念献金」と表書きして包みますが別に神父や牧師へ「御礼」「御車代」として包むのが一般的です。とくに基準はなく、あくまでも志です。自宅などに来てもらうときは、必ず車で送迎します。


追悼ミサや記念式への参列には

供物としては花のほかは贈りません。花は墓参りのときに墓前にささげたり、自宅に贈ったりします。
追悼ミサや記念式に参列するときに、現金を包んでいく風習はないのですが、通夜式の行い方など、かなり仏式に近いやり方で、食事のもてなしなどをするような遺族であれば、追悼ミサや記念式のあとも、食事のもてなしなどするかもしれません。そのような場合は仏式法要に参列する場合のように、「御花料」を持参してもよいでしょう。
あいさつの述べ方は仏式の場合と同じですが、「冥福」とか「成仏」とか「供養」といった仏式用語は使わないようにします。
服装は仏式法要の場合と同じです。



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