お好みの唐木材、寸法、形、彫刻をご相談のもとお見積後、製作いたします。
唐木材として黒丹、紫丹、鉄刀木、黄王丹などがあり日本産の材では欅、和桑、屋久杉など高級材でも生産しております。
お好みの唐木材、寸法、形、彫刻をご相談のもとお見積後、製作いたします。
唐木材として黒丹、紫丹、鉄刀木、黄王丹などがあり日本産の材では欅、和桑、屋久杉など高級材でも生産しております。
お好みの寸法、形、彫刻、蒔絵をご相談のもとお見積後、製作いたします。
金仏壇には通産大臣が指定した伝統的工芸品があり各産地の金仏壇協同組合が定めた基準に合格したいるかどうかについて厳重な検査を実施し、生産者が誇りと責任をもってお届けする商品です。
まずはお客様のイメージを中心に形のレイアウトをし、寸法などを具体的にいたします。
(レイアウトサンプル)
紫檀・黒壇・檜などの素材の中からイメージにあるものを選ぶます。
(フレイジョ、シリコテ=メキシコ、グァテマラ)
本来『黒柿』は”柿の木”で辺材心材の区別がなく淡灰白色で、黒色の縞目があり、部分的に一面黒色になるものが偶然表れるものを『黒柿』と称し、正倉院の両面厨子にみごとな縞目の(黒柿)が使われています。我国においても、東北地方などから相当量の算出がありましたが、良材の資源の減少とともに、タイなどの東南アジアからと、中南米方面からの、別名=南米くわ、と呼ばれる輸入材を使用するようになりました。『シャム柿』は東南アジア方面からの総称で、(まめ科、かきのき科、せんだん科、むらさき科、にししぎ科)などの柿杢を有した様々な材が使用されます。
我国では、オランダ人植物学者にちなむ学名の”メルクシイまつ”と呼ばれる事が多く、東南アジア方面から南半球にかけて、天然分布に見られる唯一のまつ類で、針葉樹としては心材の比重が高く明瞭な杢目で、その中でも樹脂分を多く含み、成長輪が狭く、赤みの濃いものを”こえまつ・やにまつ”そして『べっ甲松』と呼ばれ、床回りなどに利用されてきました。良材の『べっ甲松』はミンドロパイン、スマトラパインなどとも呼ばれ、別名パインウッドと称されています。
北米のセコイアと並ぶ世界一の長命樹で、屋久島産の樹齢千年以上のものを『屋久杉』それ以下のものを「小杉」と呼んで区別していますが、この『屋久杉』の年輪は、極めて緻密で笹杢・うずら杢・波杢・玉杢・如輪杢(じょりんもく)などが美しく現れる高価な木材です。また、油脂分が多いため腐りにくく、江戸時代に伐倒しそのまま山に放置した材幹が、現在まで腐朽せず土埋木(どまいぼく)として利用されています。しかし、昭和29年に国の特別天然記念物に、昭和39年に屋久島を含む地域が霧島屋久国立公園に指定され、平成5年には、世界遺産に登録されて、世界的な自然保護運動とも相まって、将来の供給は途絶える可能性がある貴重な木材です。
黒壇が東の横綱なら、この材は西の横綱に挙げられる唐木の代表で、道管内に着色物質が蓄積されるため、外観が緻密で杢目が美しく重硬で耐久性も非常に高く、切削性も良く、綺麗な仕上げが得られます。用途は仏壇はもとより、家具指物類、床回り、楽器工芸品などに多く、10年ほど前迄は、本紫壇が縞黒壇の約2倍も高価でしたが現在はその逆で、為替相場にもよりますが約2倍~3倍、縞黒壇が高価になっています。
練り(唐木仏壇の場合・基本的にオリジナル仏壇の場合は4方練り以上)、塗り(塗り仏壇の場合)などの基本的な仕様を決めます。
金仏壇はおよそ七工程の作業を経て組み立てられます。
木地・屋根・彫り物・金具・蒔絵等の加飾・箔押し・塗り→組立
それぞれの工程は、卓越した技能者が持ち前の腕を振るい、分業で作業します。